Neovim なのかなぁ,やっぱ,って
最近とうとうそんなことを考えるようになってしまいました.
でもまだちょっと迷っていたりするのですがね.
今朝のアップデートでどうやら解決された模様.;
- Vim patch 8.0.0094
- Fixed Non-native fullscreen issue on 10.12 Sierra (#312)
この話後でも触れるつもりなのですが,実はずぅっっっと気になっていた症状で,ひとまずは安心.
あれ? と思ったのは,macOS Sierra にした時か,MacVim が Ver8.0 になった時か忘れちゃったのですが,それ以来なので結構時間掛った感あり.
日本(語)でのレポートがヒットしなかったので,自分の環境が悪いのかと心配していたのですが*1,これを見つけちょっと安心し,その遣り取りを物陰から祈るよう,ひっそりと見つめておりました.
でも transparency
が上手く効いていない模様 orz...
今度こそは,自分の設定のどっか悪いのかな,と心配になっていたりします.
試しに Neovim
と言うことで,どんなもんなのだろう,と試しにインストールをし,そして現 Vim での作業環境を Neovim へ展開するところまでを試してみることにしました.
今回はそんな中でのメモを残しておこうと思っています.
作業環境はこんな感じです.;
% sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.12.1 BuildVersion: 16B2555 % system_profiler SPHardwareDataType Hardware: Hardware Overview: Model Name: MacBook Pro Model Identifier: MacBookPro9,2 Processor Name: Intel Core i5 Processor Speed: 2.5 GHz ...
そして homebrew の環境あり,です.
インストール
Neovim の wiki にある通り上述の通りのコマンドを実行.
Homebrew (OS X) / Linuxbrew (Linux)
brew install neovim/neovim/neovim
ところが「そういう formula はないけど」的なエラーを吐かれたので,まぁさもありなん,と黙って近くの《See the neovim/homebrew-neovim README for a complete reference》のリンク先へ.
Since this formula isn't part of Homebrew, add it as tap first:
To install the latest stable release:
$ brew tap neovim/neovim
$ brew install neovim
って何か違うけど?
素人レベルにとっては,こういうの結構不安になってきたりします*2..
一体ホンモノどっち
答えとしては,どっちも正解でした.
最初のエラーに遭遇した言ってました Neovim の Wiki のやり方 brew install neovim/neovim/neovim
の方は,もう一回試しにやり直してみたら上手く行きました.
エラーにアタフタしてしまって,その具体的な内容を録り逃してしまいましたが,こんな感じですとタイポという次元かと.お騒がせ,すみません.
ちなみに "より新しい = より信頼性高い" な捉え方で手を入れた履歴を辿って見ますれば,後者の homebrew-neovim/README.md の方がフレッシュでより正しいっぽいですよ.
にしても何故なのでしょう.両者で手続きの記載を変えてるの.
しかもですね,以前は共に同じ内容だったみたいなのですよね.
で homebrew-neovim/README.md におけるインストールの手続きの記載の方で,わざわざ brew tap neovim/neovim
& brew install neovim
に変えているんですよね.
何らかの意図があってのことなでしょうか?*3
と言う事でしてインストールできたようです
こんな感じ.;
% type nvim nvim is /usr/local/bin/nvim
"Neovim from Vim"
次に,こちらも "まずはとりあえず" 程度で良いので現在の vim の環境をもって来てみることに.;
To start the transition, link your previous configuration so Nvim can use it:
mkdir ~/.config ln -s ~/.vim ~/.config/nvim ln -s ~/.vimrc ~/.config/nvim/init.vim
Note: If your system sets
$XDG_CONFIG_HOME
, use that instead of~/.config
in the code above. Nvim follows the XDG |base-directories| convention.via. :h nvim-from-vim
ひと通り終えて,ターミナルを立ち上げ,;
% nvim
なるほどそれなりに普段通りの感覚で作業できる様子.
neocomplete がコマンドライン越しにチラチラとささやいてきますが,;
と言う事のようですので,導入及び動作の確認は,こんな程度で終了で良いかと.
改めて知らされたこと
ここで,毎度毎度の懺悔の時間です.
実は,いや "実は..." もナニもないか笑,お察し頂けます通り生粋の情弱でして,Vim は /Application/MacVim.app
を直接を叩いて起動するのことに何の抵抗も不便も感じずに今までを過ごしてきたような程度の人種でございます.
恥ずかしながら,Vim をターミナルから立ち上げる,なんぞハイブリッドな習慣なんぞは無く,この度の作業で,Vim(Neovim) を使用するのに,まずターミナルを立ち上げ,それから nvim
とコマンド叩いて起動する,という風習に結構本気で戸惑っていたりしてます(笑
これでいいんですよ ね...*4
と,以降,こんな程度の人間が迷惑を顧みず投下し続ける,低能な気づきの記録です.
colorscheme
は init.vim
....えっ?!
カラースキームを変えたい,と思っての話.
When you found the color scheme that you like, add the ":colorscheme" command
to your |init.vim| file.
とっこで「あれ?」と思い,最初は何となく程度に気になって,改めて Vim 側でのカラースキームに関する御作法に関し周りを見渡してみたのです...そしてその答えを見て,ゾッとした.
Vim での話なのですが,カラースキームの設定はこれまでずっと .gvimrc
で行うものだと思っていました.カラースキームの定義は Vim も .vimrc
にて行うのがどうやら正解だと言うではないですか.
これには悶絶しました.
えー!! "カラースキームは .gvim
"と言うこの思い込みは,一体どこから来たのだろう.
考えていると,自分の頭ん中を構成しているもの全てが怖くなってきてます.
Neovim は,GUI 版 Vim (gVim) にあたるものは無い,で良いのかな?
...で良いのかな? 笑
» How to Start Graphical Neovim from OS X Terminal?
» GUI front-ends for Neovim? - neovim
» Related projects · neovim/neovim Wiki · GitHub
となると,この .ginit.vim
の記載がよく分からないです...
Recommended place for your personal GUI initializations:
Unix $XDG_CONFIG_HOME/.config/nvim/ginit.vim
(default for $XDG_CONFIG_HOME is ~/.config)via. :h gvimrc
だめだ.
フルスクリーンにしたい,OS Non-native のやつの方で
今回 Neovim への移行を考えた最たる要因のうちのひとつなのですが,これについてはターミナル側で行う,で良いのでしょうか.*5
ちなみにここでは iTerm を使っているので,まずはこの辺りでしょうか.
自分の場合,設定箇所は 2 つ.
まず [Profiles > Window > Settings for New Windows > Style] を "Fullscreen" にする.;
そしてフルスクリーンはフルスクリーンでも,Non-native fullscreen で開いてもらうよう,[General > Window > Native full screen windows] のチェックボックスは "Off" に.
Spaces に持ってかれる,あのフルスクリーンは,いわゆる "Native Fullscreen" って奴ですね,あれ苦手なんですよね.;
あと一応.
これも偶然,何の気なしにいつもの感覚で :set fu
叩いて "E518: 未知のオプションです〜" なエラーを見て理解できたのですが.
:h fu
見てみるとどういうことか分かると思います.;
'fullscreen' 'fu' boolean (default off)
global
{not in Vi}
{only in MacVim GUI}
いつも何気なく使っていた :set fu[llscreen]
は GUI 版の Vim (gVim) での話.
そして上述の通り Neovim には Vim で言う GUI 版に当たるものはないので,:set fu[llscreen]
に当たるものはない,となる.
そう言ったことから,この手の設定はターミナル側で行うようなもの,と考えたのですが...
以上今回の作業で,基本的,根本的な事を如何に理解しないまま今までをやり過ごして来たか,そして自分の知識が如何に上辺だけのものであるかを痛感させられてます(笑.そうまさに "化けの皮を剥がされる" 感じ.素直に自分でも酷いと思う.
最近こんなんばっかりで自分自身に驚くことが多いような...orz
はいおしまい.
*1:os も 2 回入れ直した程.
*2:素人が手を出すこと自体が問題と言えば問題なのでしょうが.
*3:メモっとくと,neovim/homebrew-neovim内で
"brew tap neovim/neovim" & "brew install neovim" ⇒ "brew install neovim/neovim/neovim" になったのは,この PRキッカケに 2015/11/02 (3b3a9ed) での話.
それに対し再度 "brew install neovim/neovim/neovim" ⇒ "brew tap neovim/neovim" & "brew install neovim" に戻されたのは,2016/11/09 (8f59407) の話.
ついでに Neovim の wiki 側で "brew install neovim/neovim/neovim" が記載されたのは,2016/10/04.それまではこの記載は無かった様子.
ついでのついでに「どうよ 1 行はスマートだろ?」 的な事言ってますが,素人目線で言わせていただくと,2 行が 1 行になるのって言う程のインパクトって無いような気が正直しますし,むしろそれが今回感じたような混乱の根源でもあった,というのは逆に言うほどスマートではないような気もしますけど,どうなのでしょう.何か単なる個人的な自己満足と言うか勘違いの域...と言うのが否めない気が.
*4:とは言え,これまでも Vim の起動は Alfred 介していた事を考えれば,この "まずターミナルを" と言う "一手間" が Alfred からターミナルに変わっただけ,と捉えれば,何も変わらないのか,とも思ったり.
*5:ほんっと自分に自信がなくなって来てます笑